先日ある不動産投資家の人と話をした際に、「どうして福岡県が地震が少ないといえるのか具体的な根拠を教えて欲しい」と言われました。
簡単ですよ、地震保険というものには、県別等級による料金表みたいなものがあります。
☆1等地・・・北海道・福島県・島根県・岡山県・広島県・山口県・香川県・福岡県・佐賀県・鹿児島県・沖縄県
☆2等地・・・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・富山県・石川県・山梨県・鳥取県・愛媛県・徳島県・高知県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県
☆3等地・・・埼玉県・千葉県・福井県・長野県・岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
☆4等地・・・東京都・神奈川県・静岡県
うろ覚えで恐縮なのですが、
たしか1等地で¥5,000くらいの場合に、4等地で¥30,000くらいに跳ね上がるような料金形態だったように記憶しております。
過去に発生した地震などの被害により、地域別に地震保険料が決められていたと思いますが、1等地の多くは、地震の津波などの影響の少ない日本海側といいますか? 反太平洋側に集中しています。
地震の少なさというよりも、地震保険の安さを基準にした場合、福岡などで不動産投資を行う場合におきまして、念のために地震保険に入ることは、お勧めできます。
しかし、関東圏は、関東平野の地盤の弱さなども影響し、その結果地震保険そのものが非常に高く感じられ、元々全壊認定で全額出るような性質でもないので、わざわざ地震保険に加入するのも販売管理費が増えるだけですので、入っていない人の方が多いのではないでしょうか。
1等地の中で、ある程度の人口がある大都市に該当するのは、福岡県と広島県くらいになります。
人口が少ない都市では、アパートなど不動産投資を行う際に、人口減の問題が気になりますし、なかなか土地感のないエリアに投資はしにくいと感じます。
鹿児島・沖縄などは、毎年台風や豪雨被害などがあるわけで、福島県などは東京電力の原子力発電所が複数並んで設置されています。
なにかの自然災害などを気にする場合、どうしても過去事例などから想定します関係で、福岡県などの食べ物がおいしいとか、住みやすいなど転勤族などの評判のよい場所に不動産投資する方が、リスクそのものは減るわけです。
東京など関東圏が人気あるのは、人口が微妙に増えているという点と、平均的な賃金が福岡県などよりも高いという点など、地域別の魅力はそれぞれ違っています。
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この記事へのコメント
はじめまして
不動産投資に大変興味のある29才しがないサラリーマンです。
現在福岡にすんでいるのですが、3年後には1ルームマンションから不動産投資を始めたいと思っています。
福岡の不動産投資ブログはめずらしいので興味深く拝見させていただいております。
出来れば、具体的な運用方法、人気地区などアップしていただけると助かります。