今日行った一般加入電話回線の配線方法、モジュラージャック接続配線などについて書いてみようと思います。
電話の線というものは、外から家などの中に入る際に、落雷などの影響を避ける目的で、
保安器というものがあり、それをも見つけることが重要になります。 この保安器の中には、NTT職員などが遠隔操作で保安器まで断線していないかを調べる機能なども補助基盤に入っています。
自宅などの建物内で何度かファックスとかホームテレフォンを増設したりしますと、この保安器からモジュラージャックという電話線をカチンと接続する器具の中に6極6線芯などというMJ6などと記号が書かれたマッチ箱程度の大きさの接続器があり、その中に6個の接続用ネジなどがあったりします。
ここで何個もそんなものがあると余計わかりにくくなるのですが、個人住宅などの電話線は原則6極2線芯という1番と2番に合計2本の保安器から出ているコードを差えば問題なく動作します。
ネットで検索してみるとどうもヤマダ電機は夜22時まで営業しているとの事がわかり、夜19時過ぎに車で買いに出かけました。
上記が¥480で買ったモジュラージャックのデジカメ写真になります。NTTなどで工事した人は、ケースにMJ2あるいはMJ6などと書いてあったりして、MJ6の場合は、中を開けると6個の接続ネジがあり、ケース裏蓋に番号が書かれてあります。
今日買ったのは、純正ではありませんので、中を開けると6極2線芯用ということで、ネジが2個しかないのがわかると思います。
上記のネジを緩め、保安器から出ている2線芯を探してきて、ダイレクトに接続し、電話機のモジュラー線を差し込み、携帯などから自宅に電話し、着信音が鳴れば動作確認完了です。 買った時にケース裏蓋についているネジ1個を使い壁に固定し、ケースのふたをポンと取り付けて完成です。
しばらく動作を確認を一定時間かけてやってみて、問題なければ、古いそれ以外の線や古いモジュラージャックを廃棄処分します。
ヤマダ電機などでは、上記写真のように、通話音量を大きくできるようなアダプター、通話時に光るアダプター、その他録音用機器接続アダプターなどが販売されていました。
自分でやる取り付け工事などは、5分・10分程度でメチャ簡単です。 わざわざNTT職員又は専門業者を呼ぶ1万円近い値段を請求されますので、簡単なことは自分の手でやってみるほうが良いでしょう。 ただ、電話線は一般的に直流48Vありますので、ショートさせないようにしないと、危険もあります。
アパマン経営者などの人は、
「ADSLのリンク切れをタダで直す」という言葉で検索してみて、賃借人がオーナーに無断で保安器の補助回路を取り払ったりしている事情なども確認しておけばよろしいかと思います。
ADSLのリンク切れは、プロバイダーに電話すると一般的に¥7,350の請求となる傾向があるようで、NTTに直接電話すると無償だったりするみたいですが、必ずしも無償にならないケースもあるみたいです。
そこで補助回路をパチンとへし折るみたいですが、その賃借人が出ていった何年後とかに、保安器の異常とかがわかるとオーナーに負担が発生する可能性もありますので、気をつけておきたい箇所でもあると思います。
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